プロローグ<「ヴァーハナ」Vahana>
2130年VR<Virtual Reality>の技術が進歩し遂にフルダイブ機能を実現した。
このフルダイブ機能は、老若男女問わずまた病気や身体の悪いひとでも、仮想空間で好きな格好で好きなように生きられるという機能がありそれにより、VRは世界中で爆発的に売れに売れた。
企業からも多くのゲームが発売されたが企業だけでなく個人制作のゲームも多く発売された。
2133年企業でも個人でも制作された事の無いジャンルのゲームを発売し爆発的に売れたゲームがあった。
LMMORPG<Live Massively Multiplayer Online Role-Playing Game>
<「ヴァーハナ」Vahana>海賊船を作り、海賊団を運営していくゲームだ。
最初の頃は、海賊船を作り、海賊団を運営していくゲームだったが、アップデートに次ぐアップデートを繰り返し最終的には、乗り物同士で戦うゲームになった、乗り物は船は勿論の事、列車、車、飛行機、等多岐にわたった。しかし、始めたばかりのプレイヤーは海賊船しか運用できない。海賊船を運用し他の海賊船と戦い資金を稼いで解放するという仕様だった。しかし売れていくにつれ初心者がオンラインで多く稼ぐのは厳しいとの声も上がりオフライン機能も追加されたが、やはりオンラインの方が勝利すれば稼ぎやすかった。
また、このゲームは整備基地というものが必要になった。整備基地とは、船、列車、車、飛行機、等を管理するのにかならず必要になり、整備基地のレベル、基地スタッフのレベルを上げることでより多くのそしてよりレベルの高い乗り物を制作する事が出来た。基地のレベル上げは、資金つぎ込むことで行う事が出来るが、5レベル事に特殊クエストが発生し、それをクリアすることでレベルを上げる事ができ、スタッフは資金だけで可能だった。他にも、キャラクタークリエイトにとても凝っており、ランダムで制作する事も出来ればとても凝ることも出来た。作れるキャラクターは乗り物の乗組員から基地のスタッフまで多く作る事が出来た。
しかし凝っているのはキャラクターだけではなく乗り物も相当作りこむ事が出来た。戦闘に特化した乗り物あればアニメや漫画、特撮、などをモデルにした、海賊船や、列車、を作るプレイヤーもいたり、完全に豪華客船のような船を作るプレイヤーも居た。
個人製作のため多くの面白イベントが行われた。カッコイイ乗り物頂上決戦、だったり、最強の乗り物はこれだ!、だったり、様々なイベントが行われ様々な盛り上がりを見せたこのゲームだったが、運営陣の諸事情により2145年にサービス終了する事が決まった。
乗り物の時代はバラバラですが古い乗り物だからと言って弱いというわけではないです。
やっとだ~あと1話で本編は入れるぜ~(*'▽')