プロローグ<極道魂>
2130年VR<Virtual Reality>の技術が進歩し遂にフルダイブ機能を実現した。
このフルダイブ機能は、老若男女問わずまた病気や身体の悪いひとでも、仮想空間で好きな格好で好きなように生きられるという機能がありそれにより、VRは世界中で爆発的に売れに売れた。
様々なゲームが販売されていく中、2132年異彩を放つゲームが販売された。
<アクションアドベンチャーゲーム>
<「極道魂」>ヤクザの組長になり運営していくというゲームだ。
これの珍しいところはストーリー性が強くまずストーリーを全部クリアしなければオンライン機能が使えないという仕様だったがとてもやりこみ要素が多く団員一人一人自分の好きなように制作することが可能だった。それに加え余り極道ゲームが多くなかったこともあり数多く売れたゲームだ。
初めは団員5名のところから始め、敵勢力を倒しどんどん吸収していき組を大きくしていくストーリーだったが、他にもフリーで街を歩いてる時に起きる争いや人助けなどでも増やすことができた。また、逆に他に組と争う前に街で聞き込みしたり、相手の組員を拉致することもできた。因みに聞き込みするのとしないのでは天と地ほどの差があり裏では情報ゲーとも言われた。
また、オンライン機能は他の組との対戦の他に他の組と同盟を組み同盟で戦うことが選べた。ただオンラインで他の組に対戦を挑むときは何か賭けなければいけなかった。それは、金、屋敷、団員、組、などだ双方等しいとなった状態で果たし状が受理された。レア度は金<屋敷<団員×<組だだからこそ相手が団員をかけたら多額の資金を賭ける事で受理する事も出来たが組を賭ける場合だけは組でしか受理出来なかった。また、組のレベルが5以上離れている場合は下のプレイヤーに拒否権があったが基本的に賭けが成立しない場合以外は拒否できなかった。それ以外にもオンラインでも聞き込み、拉致機能が使えたことなどでプレイヤーを驚かせた。
様々なイベントも行われた、クリスマス、ハロウィン、お正月、組のランキングイベント、本当に色々な人が関わったゲームだったがスポンサーをしていた会社が脱税などにより社長が変わり、経営理念が変わりスポンサーから外れたことによりゲーム運営を維持することが厳しくなり2145年沢山の人に惜しまれながらオンラインサービスの終了をした。
疲れたいやき。(*´Д`)