プロローグ<「イムホテプ」Imhotep>
2130年VR<Virtual Reality>の技術が進歩し遂にフルダイブ機能を実現した。
このフルダイブ機能は、老若男女問わずまた病気や身体の悪いひとでも、仮想空間で好きな格好で好きなように生きられるという機能がありそれにより、VRは世界中で爆発的に売れに売れた。
その中でも一際売れたのが、LMMORPG<Live Massively Multiplayer Online Role-Playing Game>
<「イムホテプ」Imhotep>これは魔物蔓延る魔法の世界。
これは魔物や魔人を従える魔王をこの世界の主神イムテホプにより召喚されたプレイヤーとNPCが協力して倒すという何ともありきたりな内容に見えたがが、他のゲームにはない全NPCにAIの搭載がされており、まるで人のように話し、動く事や、多種多様な種族、職業が選べることにより多くのプレーヤーを魅了させた。
始まった当初はそんなNPCや低レベルプレイヤーに対して街中で襲い掛かったり暴力をふるおうとしたプレイヤーもいたが、その際は神の兵と呼ばれる天使型のゴーレムが出てきてプレイヤーを迎撃していた。プレイヤー側はその際、警告文と5000Gの罰金(NPC、プレイヤー、への慰謝料)とNPCの好感度、信頼度一定低下とリス地点への強制送還という処分が下された。だが、街の外ではNPC、やプレイヤーに対しての攻撃が可能だった為街の外でのPKやNKが多く行われた、これにより運営はサーバーをPVEに変え寝返り機能以外のPKを禁止した。NKに関してはNPC側の王がそのプレイヤーの国外追放や指名手配を行うことから、まともなプレイが出来なくなるということで少なくなっていった。
寝返り機能は一部の種族は使用不可だが殆どの種族が利用できる機能だ、これはプレイヤーが魔王側に寝返り魔王側でイベントを進めることができる。ただ、寝返り機能を使うと全ステータス弱のバッドステータスを受けるので一部のプレイヤー以外からは不人気の機能だった。
このような他のゲームにはない多くの機能で一線を画した。
また、様々なイベントも行われた、NPCの国家対国家の戦争、武闘大会、魔法大会、クリスマスイベント、
魔王との全面戦争など、本当に多くのことが行われ、多くの人が関わり、多くの感情がうごめいた、そんな大人気だったゲームも時代の波には勝てず2145年をもってサービス終了する事が決まった。
初めての作品どんなことになるやら、はぁ~(*´Д`)
因みに神の兵では無くてNPCが対処しないのかと思うかもしれないですが衛兵がレベル20位で近衛兵が30位隊長40、団長50、くらいなので守り切れません。神の兵は90位です