表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あたしはアヒル1  作者: るりまつ
1/10

プロローグ

 あたしの名前は畔蒜佳子。


 アビルヨシコ。


 苗字も名前も好きじゃない。

 今どきジョシの名前としてはちょっとどうよ??


 みんなはあたしをアヒルって呼ぶ。

 何で「アヒル」って呼ばれるようになったかって言うと、 もちろん「アビル」って苗字が一番の理由ではあるんだけれど、 もし、あたしの苗字が山田とか鈴木だったとしても、 きっと「アヒル」と呼ばれる事になるんだろう。と、あたしは思う。


 おでこが広く、ハの字に下がった情けない薄眉毛。

 目は丸く小さく、それなのに口だけ大きく平べったい。

 しかも黙っていると、勝手に唇の端が下がって、いつもつまらなそうなへの字口。


 その口元が、不満たらたらなドナルドダック。

 といった印象を見る人に与えるらしい。


 そして、あたしの行動。

 自己主張も個性もなく、人の後ろをヨチヨチ付いて歩く姿が アヒルそのものなんだと思う。


 でもね、そんなあたしにも一つだけ、自慢できるコトがあるんだ。

 それはね……


 おっぱいの形がキレイだってこと!


 さて。

 つまらない自己紹介はこれくらいにして、 そろそろ聞いてもらっちゃおうかな。

 あたしの、あの仲間たちとの思い出を。

 今も忘れられない、あのサーファー達との思い出を。

 

 バカバカしくもちょっと切ない、サーファー達のラブストーリを……






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ