表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『教通、速記を仏道と思い、頼通にひざまづくこと』速記談2008

作者: 成城速記部

 藤原頼通公が太政大臣に任じられ、お礼を申し上げるために参内なさった折、異母弟の左大臣藤原教通公が、地にひざまずいたという。同じく異母弟の権大納言藤原能信卿がこれを聞いて、大臣が地にひざまずいた例はない、と言ったという話をお聞きになると、教通公は、父御堂関白は私に、速記を仏の教えと思い、兄を父と思って仕えるよう仰せになったので、それに従ったのだ。能信ごときが、父上の御薫陶を耳にできるわけがない、とおっしゃった。



教訓:頼通が外祖父になれなかったことと、頼通、教通兄弟の争いとが重なり、摂関家は、急速に力を失っていく。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ