第10話 美少女後輩、襲来
ストックが……。ノクターン全然投稿出来ていないけどそのうちします
……高校に入って初めて遅刻してしまった。
まぁ、しょうがないよな!
遅刻したときは怒られるかと思ったが、そんなことも無かったし。
現在は放課後。いつも通りすることも無いしさっさと家に帰ってゲームでもしよう。
「あっ……えっと、あ、あの、せんぱい……」
ん?どっかで聞いたことのある声だな。
後ろから聞こえたが誰かを呼んでいるようだ。
「あ、あの!」
おい、誰か女の子が呼んでいるぞ。そのせんぱいとやら。返事をしてやれ。
「せ、せんぱいっ!」
さっきより一段と大きい声が目の前で聞こえる。ふと、みると朝キーホルダーを探していた美少女がいた。
あ、俺のことを呼んでいたのか。
「なんだ、君か」
「何が『君か』ですよっ!なんで無視するんですか!?」
「いや、俺が声を掛けられてると思わなくて」
「……まぁいいです。それよりも先輩、これから用事ありますか?」
「無いが……」
「では今から私に付き合ってくれませんか?
今朝のお礼がしたいので……」
美少女のお礼……。デジャブ……だな。
「まぁいいけど」
「ありがとうございます。あっ……そういえば自己紹介がまだでしたね。私の名前は望月知花です」
「……須田翔太だ」
「須田先輩ですね。では行きましょう」




