第1話 幼馴染
俺、須田翔太には『超』がつくほどの美少女の幼馴染がいる。
「ちょっと何してんのよ?早くいくわよ。まったくもう…ほんとノロいんだから」
彼女の名は 喜花 紗穂
女子としては平均的な身長ではあるが、胸部は一般的な女子高生よりは一回り程大きく華奢な体つき。それに整えられた薄めで赤髪のボブカット。
陰キャの俺とは違い、人当たりが良く、友人も多い。
しかし何故か、俺にだけ凄い辛辣である。
「おい、ちょっと待てよ...お前が毎日『一緒に登校する』って言ったんだから準備くらいゆっくりさせろよ…」
「そんなの適当でいいでしょ、全く…私を待たせるんじゃないよノロマ」
こんな感じでいつも俺に厳しくて、毒舌である。
昔はもっと素直で優しかったが小学5年生くらいの時からずっとこんな調子である。
「お前…ずっと思ってたけどなんで俺だけにその口調なんだよ…その口調うざいからまじでやめろよ」
「はぁ...?なんであんたのために私が気を使わないといけないの?意味分かんないし」
小学生の頃からずっと言われ続けて正直もう我慢の限界まで来ていた。だからちょっと言い返そうと思った。
「意味分からんて…お前ほんとうざいな」
「な...なんでそんな事いうのよ!陰キャのくせに!
ほんとあんたってクズね。幼馴染として恥ずかしい
わ!」
カチーン 頭の中で何かが切れた。
「そうかよ、じゃあ二度と関わんな」
「え...ちょ、ちょっと…何言ってんのよ…?じょ、冗談なら止めてよね!!」
「冗談じゃない。ほんとにもう関わらないでくれ。
今までお前に言い返さなかったが、いい加減頭に来ていたんだ」
「…え?」
「だからもうお前とは関わりたくない。これからは関わらないでくれ。」
「…」
俺はそう言って紗穂をおいて走って学校へ向かった。
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