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プロローグ
ある国の、もうずっと昔のお話
天界と煉獄では毎日喧嘩が起こっていました。なぜかというと、どちらの人たちも「自分の種族が一番だ」と思っていたからです
そんな中、天界と煉獄の人のハーフの子どもが産まれました。みんなはびっくり仰天、この子をどうするかで話し合いが始まりました
しかし意見はまとまりません。この子を殺すべきと言う天界と生かすべきと言う煉獄で真っ向から対立しました。そして戦争が始まり、それを見かねた4人の神様は止めようとしました。その力は地上にもおよぶ事となりました
大地は焼け、影が覆い、星が空を流れ、見た事のないような動物たちでいっぱいになってしまいました
神様たちが力を使い切った時、ついに戦争が終わりました。もう誰も立つことはできません。天界も煉獄もボロボロです
天界と煉獄は話し合い、その子を地上に堕とすと決めました
その子は地上に堕とされ、力尽きた4人の神様は東西南北の守り神となったそうな
めでたし、めでたし