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フリー  作者: カケル
1/1

自由

初めて小説書きます未熟ですがよろしくお願いします

「じゃあ行ってくる」


俺は神崎一也。今日から高校2年生だ。平凡・凡人・普通・・・どこにでもいそうな高校生で身長174とちょい高め。そこくらいしか長所がない。・・・やめよう。自分で言ってて悲しくなる・・・


「ちょっと待って兄さん!」

後ろから俺のことを兄さんと呼ぶのは我が家自慢の妹様、神崎舞香だ。俺と違って舞香は容姿淡麗、文武両道。天は二物を与えずって言うが舞香は天から二物どころか三物、四物貰ってるね。俺にも分けてくれ。


「どうした?いつもなら別々に行くのに?」


「だって・・・今日はせっかくの入学式だから・・・」


あ〜そういえば舞香もうちの学校に入るのか。舞香ならうちよりももっといい高校入れると思ったのにな。

まっ、俺もかわいい俺の妹とこれから毎日登校ってのも悪くない。てかうちの学校変な奴多いから舞香が狙われると思うからな。俺が守ってやらねば・・・













「うっす一也」


そう俺の名前呼ぶのは一之瀬大翔はやと爽やかで俺より高い身長、しかもイケメン。まぁそんなことをハナにかけないことがこいつの良いところだな。まぁそれ以外でも良いところあるけど・・・


そんなイケメン君はもちろん彼女がいる。えっ?羨ましい?いや別に俺には舞香がいるしね?羨ましくなんかないんだからね!?


・・・スマン。ちょっと興奮しすぎた。でも羨ましいとは思ってない。確かに大翔に彼女がいるというのはむかつくが如何せん、こいつは人と価値観が少し・・・いやかなりズレてるんだ・・・


そろそろ来ると思うが・・・


「は〜や〜と〜」


・・・来やがった。噂をすればなんとやら。大翔いるところに奴がいる。


大翔にドスンドスンと駆け足で近づいているブタ・・・じゃなかった、少しふくよかいやかなりふくよかなメスいや女性は、高原豚子とんこ。・・・この女性こそ爽やかイケメン大翔君の・・・彼女だ。


もちろん誰もが罰ゲームだと思ったが・・・この二人は相思相愛。皆が見ている前でイチャイチャ等日常茶飯事・・・ひどい時にはキス(深い方)。あの時は何人かが吐いたな。女子の方なんて気絶する子もいたし、発狂する子も何人かいた。まさに地獄絵図。


そんなことがあったにも関わらずこの美男と野獣は懲りない。


「トンちゃん!」


大翔がそういうとすかさず野獣がダイブ!!それを軽く受け止める大翔には賞賛ものだ。


「あ〜ん。会いたかったはやとがいない日なんて考えられない!」


「僕もだよトンちゃん」


そんな二人が甘い雰囲気をだす。やめてくれ。


「あっ神崎じゃん?今日もふっつ〜」


よっブタ。今日もブッス〜

「ああ、おはよう。今日も仲いいね」


「はぁ?当たり前じゃん!?豚子と大翔は〜、いつも仲がいいんだもん!!頭大丈夫〜?」


お前は顔大丈夫?



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