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〜Prologue〜 傘
僕はあの日、君の傘になることを誓ったんだ。
君が、雨に濡れないように・・・。
どんなに激しく冷たい雨が降っても、君を絶対に守ることを誓った。
君が、雨に濡れないように・・・。
君が雨を降らせるようなら、僕は君を笑わせる。
君の足元にできた水溜りに笑顔を映してみせる。
もう君が悲しむことが・・・雨を降らせることがないように。
だから。
この世にいる意味を探して。
だから。
もし心を打ち砕かれても。何か伝えられるから。
だから。
君が君で居られることが何より生きていく意味に変わる。
だから。
きっと君の心の隅にも笑顔が生まれる。
だから。
君の肩が冷たく震えないように。
君に降る雨は全部僕がうける。君が濡れないように。
そうすればいつか必ず。
俺は君と共に。
虹を見る。
そう誓ったんだ。
アンダーグラフ
アルバム 『ゼロへの調和』収録曲
『アンブレラ』
読んで頂きありがとうございます。今回この歌をテーマとして作りました。感想、評価など頂けたら幸いです。
話は全部できているので、時間が許す限り毎日UPしますので応援よろしくお願いします。




