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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

社畜空挺団の天災魔導師 ~奴隷から這い上がり、アットホームな会社を興す~

作者:
掲載日:2026/03/25


 雲一つない快晴の空を黒い飛空船が飛んでいた。


 木造の帆船であり、ドラゴンクリスタルと呼ばれる魔石を動力源とすることで、空を自由に飛ぶことができる。


「ユージンの旦那、まもなく見えやすぜ」


 操舵手のグッパが言った。

 モコモコした髭を生やした太っちょの男だ。


「各員、戦闘配備。どうせ今回も強行突破だろう」


 ブリッジの船長席に座りながら、俺はそう指示を出した。


「ま、奴隷ですからね、あっしらは」


「しかし、少しは厚遇していただいてもいいでしょうに。奴隷飛空船とはいえ、それなりの成果をあげているはずですが」


 砲撃手のシェリドが大砲の準備をしながら、ブツブツぼやいている。


「貴族に期待するな。奴らにとって、この船など使い捨てだ」


 俺が言ったその時、飛空船の前方に、空に浮遊する巨大な岩の塊が見えてきた。


 ところどころに木や草も生えている。まるで山のようなサイズで、俺たちの乗っている飛空船が豆粒に感じられるほどだ。


「見えましたぜ、旦那。ドラゴンダンジョンです」


「大きさからすると、ランクは☆☆☆☆フォースターぐらいか」


 ドラゴンダンジョンというのは俗称であり、正確に言えばあれはドラゴンの巣だ。


 巣が大きければ大きいほど、中にいるドラゴンのサイズが大きく、数が多い。勿論、それに伴い危険度を表すランクが上がる。


 ランク☆☆☆☆フォースターは、その空域で最上位から一つ下にあたる。


 すると、鳥籠の中にいたオウムが鳴いた。


『クズども。よく聞くのである』


 喋ったオウムから聞こえてきたのは、野太い男の声だ。


 通信オウム。聞かせた声を遠く離れた同種のオウムに喋らせることができる幻想鳥げんそうちょうの一種だ。


 声の主は上級魔導師、ボルド男爵。後方で5艘の飛空船を指揮する、ユージンたち奴隷の所有者である。


『正面突破だ! ドラゴンダンジョンの入り口を開け、中にいるドラゴンをおびき寄せろ! 役目を果たせなければ、一週間食事は無しだ!』


「こちら奴隷飛空船『黒』、了解。任務を実行します」


 俺は通信オウムにそう答えて、鳥籠に蓋を被せた。


 鳥籠を丸々覆うその蓋は、外部の光を遮断する。通信オウムは光がなければ、通信できない。要するに通信を切ったのだ。


「言った通りだろ」


「さすがユージンの旦那でさあ」

 

 グッパは飛空船のハンドル――舵輪だりんを回して、ドラゴンダンジョンに進路を向ける。


 俺は指先を目の前に突き出した。


火砲バレン


 放たれた火の弾丸はドラゴンダンジョンの岩壁を削る。


「そこが入り口だ」


「信じてますぜ、旦那ぁっ!」


 グッパは舵輪を回して、舵を切る。火砲バレンで削った岩壁めがけて、飛空船は真っ正面から突っ込んでいく。


「シェリドッ!!」


「わかっていますよ」


 船首が岩壁に激突する直前、十分な至近距離から砲撃手のシェリドは、大砲を撃ち放った。


 派手な爆発が巻き起こり、岩壁に亀裂が走った。


 そこに飛空船が突っ込んだ。その衝撃で亀裂の入った岩壁は崩れ落ち、穴が空いた。入り口である。飛空船はそこから、ドラゴンダンジョンの中へ入った。


「毎度のことながら、寿命が縮まりますぜ」


「ドラゴンダンジョンには、ドラゴンが出入りする穴が空いている。普段は薄い石の膜で覆われているが、その部分なら飛空船の硬度でも力尽くで突破できる」


「いやあ、そう言われても、薄いところと頑丈なところの見分けなんてよくつくもんでさぁ。ユージンの旦那がいなけりゃ、中に入るだけで命が足りやせんぜ」


 正面突破の瞬間は余程緊張したのだろう。グッパは汗を腕で拭っている。


「グッパ! スターボードッ! お出ましだ!」


 俺が叫ぶと同時に、グッパは舵輪を全力で回している。


 飛空船『黒』の目の前にぬっと現れたのは、巨大な赤い竜の頭である。赤火竜せっかりゅうだ。


 討伐ランク☆☆☆☆フォースター。この巣の女王だろう。


 赤火竜は顎を開く。その口内に火炎が逆巻いた。


「ちっきしょうっ!! 馬鹿でけえっ!!!」


 飛空船は急旋回して、出口に船首を向ける。そのまま全速でドラゴンダンジョンを離脱していく。


 逃がすまいと、赤火竜は火炎ブレスは吐き出した。怒濤の如く迫った火炎を、飛空船は急降下し、かろうじて回避した。


「船長っ! 帆に火がついていますっ!」


 シェリドが報告を上げる。


「消している暇はない。切り離せっ!!」


 俺の指示に従い、船員たちがマストを一本切り離す。残りの帆だけでも、飛行には支障ない。


「旦那、出てきやしたぜっ!」


 後方を見れば、ドラゴンダンジョンから先ほどの赤火竜が飛び出してきている。


 一体だけではない。小型種の翼火竜よくかりゅうが四体おり、こちらに向かってきていた。


 巣に侵入した外敵を排除するつもりだ。


「ぎりぎりまでドラゴンダンジョンから引き離す。ボルド男爵がドラゴンクリスタルを回収すれば、俺たちの仕事は終わりだ」


 ドラゴンが巣作りの際に生成する竜の魔力の結晶。ドラゴンクリスタルと呼ばれるその魔石は、一つで家が建つと言われるほど高価な代物だ。


 貴族たちは空挺団を率いて、ドラゴンを討伐することで名誉を得て、ドラゴンクリスタルを入手することで財を築く。無論、それには力と知恵が必要だ。


 ゆえにドラゴンダンジョンは全てが手に入る場所と言われている。


 そのため、俺たちのような奴隷だけを船員にした奴隷飛空船を作り、囮に使うことは日常茶飯事だ。


 殆どの奴隷は一回目の突入で死ぬ。生還率は凡そ0.7%。それだけの力も装備も与えられていないためだ。


 しかし、この飛空奴隷船『黒』の船員は誰も死んではいない。


「だ、旦那ぁっ! これ以上は……!!」


 グッパが悲鳴のような声を上げる。


 あっという間に周囲をドラゴンたちに包囲されてしまったのだ。


「代われ」


「へいっ!」


 俺はグッパの代わりに舵輪を握る。


 赤火竜と翼火竜四体が顎を開き、飛空船に狙いを定める。


 一斉に放射されたブレスは逃げ場を完全に塞いでいた。


「ちっきしょうめっ! これじゃ、いくら旦那でも……!?」


 素早く旋回、上昇、下降を駆使して、飛空船はそのブレスを見事にかいくぐる。

 まるで針の穴を通すような操船技術だった。


 グッパは驚愕のあまり、声を漏らす。


「す、すげえ……!」


「三分だ。逃げきるぞ」


 飛空船の舵輪を握る時、思い出すのは前世のこと――日本での経験だ。


 そう、俺はパイロット候補生だった。


 幼い頃から空に憧れ、飛行機に乗るために青春を捧げた。


 シミュレーターでは歴代最高スコアを記録し、天才だと将来を有望視されたが、俺の体は飛行機のGに耐えられなかった。


 頻繁に体を壊すようになった俺は職を転々とし、行き着いたのがブラック企業の社畜だった。


 結局、無理がたたって過労死した。なにも成せず、何者にもなれなかった。なんとも、あっけない人生だ。


 そして気がつけば、この見知らぬ異世界で奴隷の身分だった。


 だが、幸い体は頑丈に生まれた。


「さ、さすがユージンの旦那……ドラゴン五体に追いかけられて、三分間被弾無したぁ、上級操舵手も真っ青でさぁ……!」


 グッパが感嘆の声を上げる。


「ユージン船長。ボルド男爵ら5艘とも、ドラゴンダンジョンに入りました」


「よし。操船は任せるぞ、グッパ!」


 俺は船首に向かって走り出し、そして空へ身を投げ出した。


 背に現れたのは六枚の炎の翼だ。


火砲バレン


 指先から炎の弾丸を射出して、翼火竜を撃ち抜いた。


 ドラゴンダンジョンを撃った時とは明らかに火力が違う。炎に耐性があるはずの翼火竜が瞬く間に燃え上がり、灰と化した。


 続いて、二体目、三体目と翼火竜を焼いていき、あっという間に四体目も燃やし尽くした。


「グオオオオオオオオオオオオオオォォォッ!!」


 最後の一体、巨大な赤火竜が顎を開き、火炎ブレスを吐き出した。莫大に膨れ上がったそれは、俺の体を飲み込んでいく。


「旦那ぁぁぁぁぁぁっ!」


 飛空船から、絶叫が響く。


「悪いが、ボルド男爵が戻ってくるまでに片付けなければならない」


 俺の体は無傷だ。


 背の炎の翼、それが繭のように俺を包み込み、火炎ブレスを完全に遮断したのだ。


「とっととくたばれ」


 俺は赤火竜の口先に触れる。


奥深炎ゾフィア


 ゴオォォォッと赤火竜の全身から炎が溢れ出し、瞬く間に灰に変わった。


 その灰の中、キラリと光った魔石――ドラゴンクリスタルを手にすると、俺は飛空船に着地した。


「相変わらずのお手並みですぜ、旦那ぁっ!」


 グッパが笑顔で出迎えた。


「しかし、ユージン船長は魔導師でありながら、なぜ奴隷などやっているのですか? これだけの魔法が使えるのなら、いくらでも職はあるのでは?」


「それは違うな」


 不思議そうにシェリドが俺を見返してくる。


「貴族どもの価値観でいえば、奴隷に魔法など使えては困るだろう。空を飛べるのは、白き太陽を見ることができる高貴な血を引く者でなければならない」


 魔導師は一生に一度、純白の太陽を見ることで、自身が持つ翼の力に覚醒する。


 俺は少し違うがな。


「俺が魔導師だとわかれば、消されるだけだ」


 甲板にある船長の席に、俺は腰掛ける。


 今日もどうにか生き延びた。


 だが、俺がいかに魔導師で、飛空船の操船技術に長けていようと、こんな無茶な命令をこなしていれば、いつか終わりがくる。


 なにより、奴隷には自由と人権がない。


 せめて日本の社畜ぐらいの立場は欲しいな。


 そう考え、計画を立ててきた。あとは機会を待つのみだったのだ。


「グッパ。全員、集めてくれ」


「へ、へい。承知しやした」


 すぐさま、グッパは奴隷の船員一四名を集めた。


 俺は立ち上がると、彼らに言った。


「俺は今日、この船を奪う」


 それを聞き、皆が目を丸くした。


「だ、旦那、そいつぁ、つまり……?」


「反乱だ。誰が船を奪ったのかを隠すために、ボルド男爵の空挺団は皆殺しにする」


 皆、恐ろしさをあらわにするように息を呑む。


「俺と来るか。それとも、このまま奴隷として生きるか。ここで選べ」


 すぐに返事はなく、船員たちは逡巡しているような表情を浮かべている。


「……失敗すれば、そこで終わりですよね」


 シェリドが言った。


「だが、失敗しなくとも、俺たちには希望がない。今より良くなるという希望がな」


 俺の言葉に、何名かがうなずいた。


「どれだけの危険を冒しても、給金は1ドラゴルももらえない。休みはなく、病気になっても薬一つもらえない。寝床は寒く、食事は粗末、衣服はボロが一着のみだ」


 また何名かが、その言葉にうなずいている。


「なにより、俺たちの命はボルド男爵のような貴族の気分次第だ。俺もずいぶんと人権のない仕事をしていたが、さすがにこれは人間の扱いではない」


 すると、グッパが聞いてきた。


「旦那、人権っていうのは、どういうことですかい?」


 そうか。

 ここに生きる奴隷は、生まれながらにして奴隷だ。


 人権の存在になど、触れたこともないだろう。


「いいか。教えてやる。人間というのは、生まれつき自由である権利を持つ。何人たりとも、それを不当に奪うようなことがあってはならない」


「しかし、あっしらは奴隷でさあ」


「グッパ。奴隷など、あってはならない」


「ですが、それは白き太陽が定めた、この世界の習わしで……」


 シェリドが言う。

 俺は首を左右に振った。


「ならば、この世界の在り方が間違っているんだ」


 それがどのように響いたのか、グッパやシェリドたちの目に、確かな覇気が宿った。


「俺は会社を興す。皆、仲が良いアットホームな会社だ。そこでお前たちを雇おう。稼業はドラゴンダンジョンでの狩猟と採取。危険を伴うし、まあそれなりにブラックな待遇になるだろう。その代わり、自由が手に入る。どうだ?」


 最初にグッパが言った。


「やりやしょうっ! 旦那っ! 貴族の連中にひと泡吹かせてやりやしょうっ!!!!」


 続けて、シェリドが同意する。


「僕もですっ! 僕も、自由を勝ち取るために戦いますっ!!」


 他の船員たちも口々に声を上げ、全員が反乱に加わった。


「よし、俺たちは今から、社畜空挺団ブラックサンだ! 俺たちは奴隷なんかじゃないってことを奴らに教えてやろうぜっ!!」


 うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉっ、と船員たちは大きく声を上げた。


「グッパ。ドラゴンダンジョンに寄せろ」


「あいよっ!!」


 グッパは舵輪を握り、すぐさま飛空船をドラゴンダンジョンに接近させた。


「奴らが出てくる前に焼き払う。シェリド、万が一、離脱する船があれば撃て」


「了解です」


 飛空船はドラゴンダンジョンの入り口付近を高位置から狙い撃てる場所に陣取る。俺は炎の翼を広げ、ドラゴンダンジョンに着地した。


 その巨大な岩壁に手で触れ、魔法陣を描く。


奥深炎ゾフィア


 岩壁全体が僅かに赤く染まって見えた。

 

 奥深炎ゾフィアは手で触れた対象の内部に炎を発生させる魔法。竜に触れればその体内を焼き、ドラゴンダンジョンに触れれば、その巣の中を焼く。


 これだけでかいドラゴンダンジョンでは全て焼くには時間がかかるが、ボルド男爵らはドラゴンクリスタルの回収に没頭しているだろう。


 いきなり発生した奥深炎ゾフィアを、そう易々とは対処できまい。


 ドラゴンダンジョンの中を焼き続けながら、俺はじっと待つ。


「きましたっ! 1艘だけっ! ボルド男爵の船です」


 シェリドが報告を上げるや否や、その大砲で飛空船に照準をつける。


 すでに奥深炎ゾフィアで炎上中だ。彼の腕ならば、外すことはないだろう。


 放たれた大砲の弾は、見事直撃し、飛空船は爆散した。


「いよっしっ!! ざまあみやがれっ!!」


 グッパが勝利のおたけびを上げる。


「――ふむ。反乱か」


 奴隷飛空船に鎧を纏った男が着地した。


 立派な髭を蓄えた中年の男。ボルド男爵である。


 その背には二枚の大鷲の翼があった。


「奇襲ならば勝てると思ったか。この上級魔導師、ボルド男爵に」


 巨大な大鷲の翼が大きくはためく。


 すると、かまいたちが巻き起こり、船員たちをズタズタに斬り裂いた。


「ぐああぁぁっ!」


「があぁぁっ!」


 グッパ、シェリドたちが、次々と倒れていく。


「奴隷風情が、身の程をしれ。これが翼を持つ者と、持たざる者との格の違いだ」


「貴族がそんなに偉いのかよ」


 後ろから肩をつかまれ、ボルドは視線を険しくした。


 俺の手の平から、炎が迸っている。


「……ちいっ! 風王刃波ゼルセツォ!」


 俺めがけて、風の刃が疾走した。船員たちに放ったかまいたちよりも、遙かに鋭いその切っ先が首筋に迫る。


 しかし、炎の翼が盾となり、風王刃波ゼルセツォを弾き飛ばした。


「なっ……!?」


 ボルドが目を見開く。


「炎の翼が六枚だと……!? 馬鹿な……奴隷如きが、なぜっ……天災級魔導師にっ……!?」


火砲バレン


 炎の弾丸がボルドを撃ち抜き、瞬く間に炎上させる。


「……貴、様……奴隷ではないのか……? いったい、何者……?」


「社畜だ」


 追い打ちとばかりに火砲バレンを放ち、ボルドを完全に焼き尽くした。


   ◇



「旦那、ボルド男爵の船が落としていったドラゴンクリスタルを積み終えましたぜ」


 グッパがそう報告する。


 ドラゴンクリスタルは頑丈だ。船は破壊されたが、そちらには多少の傷がついた程度だった。


 十分に使用可能な状態のため、高値で取引もできるだろう。

 これまで、こっそり集めたドラゴンクリスタルと合わせれば、会社が軌道に乗るまでは生活できるだろう。


「ご苦労。では、すぐに出航する」


「あいあいさーっ! しかし、旦那、まずはなにをなさるんで?」


「当面の目標は新大陸探しだ」


 すると、シェリドが眉根を寄せた。


「新大陸というのは?」


「この世界で人間が定住できる大陸は、空に浮かぶ浮遊大陸のみだ。しかし、殆どの浮遊大陸は貴族の所有物、大半は最高位貴族、天上人が所有している」


 俺は説明する。


「だが、まだ未発見の浮遊大陸については違う。これは、世界法により、最初に発見した者が所有できる決まりとなっている」


「じゃ、そいつを見つけたら……」


 グッパが希望に目を輝かせる。


「俺たちのものだ。そこに会社の本拠地を作ろう」


「会社? 国を作るとかではなくてですか?」


「国を作るなど大層なことはできん。だから、会社を作る。奴隷がせめて社畜程度の暮らしができる程度の会社をな」


 それを聞いたシェリドが笑った。


「希望をもたらす自由なる会社ですね」


「まあまあブラックだがな」


 グッパをはじめ、船員たちは皆瞳を輝かせている。


 奴隷としてではなく、これからは彼らは彼らの意思で働くのだ。待遇がたとえ社畜並だとしても、今の俺たちには喉から手が出るほどほしい。


「各員、配置につけ! 社畜空挺団ブラックサン。出航だ!」


「「「あいあいさーっ!!!」」


 社畜飛空船は離陸し、みるみる空へ上昇していく。


 まだ誰も行ったことのない、新大陸を目指して――



お読みくださり、ありがとうございます。


お楽しみいただけましたら、ブックマークや★の評価をいただけますと、すごく頑張れる気分になれます!

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― 新着の感想 ―
良かった点 ●話の展開や世界観がしっかりしていて引き込まれました。 ●魔王学院の頃もそうでしたが、飛空艇や飛行船が絡んだときの戦闘描写が秀逸でいいです。 気になった点 ●サブプロットとなる人間ドラマ…
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