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テーマ 戦闘


暗い迷宮の奥深く。刃と刃が己が意志を貫かんと火花を散らしている。


頭に犬のような耳の生えた少年が持つのはその体躯を優に超すほどの巨大な剣。あろうことか少年はその巨大な剣を片手で振るっていた。


対するは金色の髪が艶やかにはためく可憐な少女。彼女が手に持つのは少年の巨大な剣とは違い、大人が持つような片手剣だ。それでも少女の体躯ではかなり大きいだろう。だが少女はそれを意にも解せず、飄々とした様子で大人が持つような剣を振るっている。


少年の巨大な剣が少女の脳天めがけて振り落とされる。力に物を言わせたようなその一撃を少女は片手剣を傾け、いなすようにして回避する。だが少年はそれを読んでいたのか、剣を持っていた右手を重心に少女の腹めがけて左足を蹴り上げる。その攻撃を持っている剣でいなすのは無理だと判断したのか、少女は身を屈め、少年の右足めがけて水平に剣を振るう。少年は右手の剣を少女の剣向かって振るが、無理な体の使い方をしたため、重心が崩れてしまった。そのわずかなスキを少女は見逃さず、剣を手放し、少年の首に手をまわして突き上げるように膝で少年の顔を打った。少年は脳への衝撃で平衡感覚を失った。少女は流れるように平衡感覚の失った少年を地面に転がし、少年の首に剣を突き付けた。


「私の勝ちでいい?」


「…完敗。やっぱ純粋な実力じゃお前が一番だよ」


「でも感覚力を使えば私は絶対負ける」


「それでも、だ。俺の力任せな戦いよりお前のキレイな戦いのほうが俺はうらやましいぜ」


「私はあなたの感覚力がうらやましい。私じゃ絶対あんな事できない」


「んー。平行線だな。明日また戦ってくれよ。今日はもう遅いしさ」

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