表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら神スキル持ちのハーレム王子だった  作者: 鯖太郎
一章 幼少から少年期
4/33

国と歴史

処女作です。

お手柔らかお願いします。

 あっという間に時が経ち3歳になった。


 父との関係は構ってくれるまでに少しずつだけど改善されつつある。


 僕はと言うとこの世界の字を覚えてからは毎日のように家・・・?城の図書室へ行き本を読み漁っている。

 色々とわかった事がある。

 

 まずはスキルのこと。

 この世界では何よりもスキルを重要視する。

 少なくても3つ以上は持つので1つの僕は特異である。

 スキルの数、種類やスキルレベルが強さの基準や場合に寄っては就職など生活に影響する。

 スキルは魔法強化や剣技強化など強さに関する物から、ヒールやリヴァイブの治療系や耐性や身体強化などの自身の体質まで幅広く無数にある。

 代々遺伝するスキルもありまだ全てを解明できていないようだ。

 

 魔法属性は人によるが必ず一つ以上の属性は持つ。

 魔法にもレベルがあるがスキルの身体強化、魔法耐性持ちにはほとんどダメージを与えられない。


 例えば、属性最高のレベル5に対して同じ属性耐性レベル1であってもダメージは半減されてしまう。


しかもスキル、魔法属性共に最高がレベル5は歴史上10人もいない。


 そしてやはり全属性持ちの僕は特異である。

 

 ステータスに関しては5歳の洗礼式で詳しくわかるようだ。

 

 大陸のこと。

 7カ国からなる大きな大陸でマスタング国王は5ヵ国と面している。



 友好国は教国、教皇猊下が元首となる宗教国家アンダルシアと亜人と獣人国家アール。


 残りの3ヵ国とは戦争をしていたが今は停戦状態である。

 

 マスタング王国

 歴史は古く大陸でも一番の領土を持っている。

 工業、産業とも大陸随一の裕福な国。

 

 政治、軍事ともに最高レベルで他国の追随を許さない。

 


 宗教

 創造神他六神を崇拝する七聖教だけであり大陸全土で国教である。


 

人間族以外

 亜人種、獣人種、魔族種


 マスタング王国は亜人、獣人も差別なく暮らせる大陸唯一の国である。

 その為亜人国家アールとはとても良好な関係でマスタングの人間族は往来、定住を無条件で許される。

 王家にもエルフや獣人の血が入っているので純粋な人間族とは比べ物にならない程長寿になる。

 

 魔族種

 大陸には現在存在しないとされる。

 数百年前、僕の名前の由来である3代目ライオネル国王が魔国へ魔族、魔王の討伐行い成功させている。

 ただし、他大陸には魔族や魔王存在していて領土を広げいるそうだ。

 


 ライオネル国王


 ライオネル国王はスキルやその他ステータスを含め大陸最強の人物とされている。

 主だったスキルは全魔法耐性に身体強化に剣術強化に耐性、歴史上一人しかいない錬金術のスキルを持ち大地から色々な鉱石を生み出した。



 

 錬金術か。

 僕も欲しいな。


 「・・・。えっ?」


 欲しいと願った瞬間、一気に錬金術の全てが頭に流れ込んできた。

 

 「こ、これは」


 錬金術を使えるのか?

 実は僕の1つしかないスキルが錬金術だったのか?

 疑問ばかり増えていく。

 

 錬金術やるには城から出ないと。

 父にスキルの話をすると不機嫌になるので他に方法は・・・。


 

 

 執事長のベッテルを呼ぶと父に時間を取ってもらうよう伝える。

 

 時間丁度に父の書斎へ向かう。

 

 トントン


 「誰だ」


 「ライオネルです。父上よろしいでしょうか?」


 「入りなさい」


 「はい。失礼します」


 父に外に出る為に考えた方法を伝える。


 「時間を取って頂きありがとうございます」


 「構わぬ。それで用とは?」


 「はい。魔法や剣術を習いたく家庭教師を付けて頂けないでしょうか?」


 「家庭教師か・・・。ライオ、お前はどんな魔法を使えても剣術を使っても各種耐性持ちが騎士の条件の今の世は・・・厳しいぞ」


 「はい。わかっております。それでも魔獣や獣には効きます。3男でスキルの1つの僕は公爵になって領地を守る、戦争が始まれば人の上に立つなんて考えられませんし許されるとも思いません」


 「そうか。そこまで考えていたのか」


 「勿論です。自分の能力は痛いほど痛感しております」


 「分かった。家庭教師はこちらで優秀な者を選んでおく。決まり次第、日時を伝える」


 「ありがとうございます。では、失礼致します」


ライオネルが居なくなった書斎で国王であり父であるコルネは窓辺に向かい黄昏ていた。


 ライオはよく考えておる。

 まだ子供だが頭が良く優秀な人間になるだろう。

 だからこそスキルが・・・。

 スキルがなければ人の上に立たない。

 下の者が認めない。

 ライオの1つのスキルがとんでもないレアな物ならまだ可能性があるが。

 それは洗礼式まで誰にもわからない。


 コルネの考えを他所にライオネルは錬金術のことで頭が一杯であった。



 数日が経ったある日、父に呼ばれて執務室へ向かうとそこには父と家庭教師の先生が待っていた。


 「では紹介をしよう。魔法を担当のネイラと剣術担当トイカール」


 「国王陛下にご紹介に預かりましたネイラです。ライオネル殿下よろしくお願い致しますね」


 「同じくカールです。ライオネル殿下よろしくお願いします」


 ネイラはエルフの様だ。

 16歳程女の子に見えるけどエルフは長命で成長も遅いと言われる。

 

 カールは人間族。

 20代前半の女性だ。


 2人がともとても綺麗でちょっと緊張する。

 


 


 


 

 



読んで頂きありがとうございました。

ブックマークよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ