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トリビア
知識の切れ端が夜空に散る
星のように掴みかけては消える
それは誰かが暇つぶしに拾った知恵
それは誰かが忘れられた昼下がりに見てたテレビドラマ
役に立たないと言われながら時に救いになる
私の孤独を和らげる小さな舟だ
無意味とはどこから誰が決めるのか
誰も知らないトリビアにそっとチップを賭けてみる
夜 役に立たない事が世界をひっそりと照らしている
ポンコツ詩書きは近所の有名人 私は雑学王
お喋り上手と歌の中で揶揄されているが何が悪いか?
あなたも夜通し妻とペラペラくだらない話をしているくせにね




