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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ポエム
887/900

夢の終わり

今までありがとうございました

過去に決別を それが自殺行為だとしてもだ

積年の願いが叶う もう叶ったのかも知れない


自分で自分の事ってわからないもんで

数奇なものだなって笑えないくらいには心は死んでて

最後 この身体に流れている両親の遺伝子 

赤っぽいそれに服従するのが楽だなと悟った


妥協も追随も許さないつもりではいるんですよ

単なるつもりで 妄想の類かも知れないけれど


1回死んだと思ってってそんな簡単に生まれは変わらないよ

変えられない物ばかりだった過去

でも自分だけは変えられたんじゃないかな?

ほんの少し有名になれたしそれだけ頑張れる気力を養った


上手い話には裏があるんだけど オセロと同じで全部は一色に染まらない

そんなパーフェクトな勝ち方があるならゲームにならないでしょ?


積んでいく事ですよ 徳を そうすれば人はついて来る

お坊さんになる予定は全く無いんだけれど伸ばした髪は切ろうかな


雑念の中で 混乱しながら 煩悩に惑わされ

雑踏の中に没入して少しづつ薄くなっていくんだ 

それが街のルール この大地に山河あるとして

筏は無く船頭を雇う金も無く山に登らないなら随分と人生を損しているね


美しいものはいづれ穢れるから好きじゃないんだけど

それでも憧れに焦がれて 

あの人ものすごい美人だなってこの歳になっても色目使って

あいつもこいつも馬鹿だって喧伝してるけど1番馬鹿なのは私だね


笑っちゃうくらい何も出来ない

それでも生きていたいって思うのは 何故なんだろう?

頭の中はまるで鍋だ しかも数日前の冷え切ったね

ならば視えるでしょう 未来が 


明日なんてものに期待する それが末永く続く人生だったら良いな

死んだら何も思えないからね


私が終わる? いやいや無いな

死ぬまでやりますよ のたうち回るミミズと同じくらい下賤の民ですけど

ミジンコみたいなプライドでも捨てたくないの

それがレゾンデートルなんだろうね 


難しいの嫌いだけどねって思っているんだよ

でも笑えないくらい難しく考えるのは誰に似たのか


私時代もそろそろ再建しながら 

いつだって始めるには何かを終わらせないとね

でも夢の終わりの風景は実は春の始まりと良く似ていてビックリするんだ 


さあ走り出せ私

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