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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ポエム
886/900

破滅

僕は酒を飲んで君を殴った

君は微かに涙していたかもしれない

しかし気丈にねぇお酒止めてと言った

暴れる僕 


僕は君に乱暴にキスをして無理矢理抱いた


子供に聞かれるわ

貴方の好きにしてもいいけど

お酒は金輪際止めて


薬屋の奥さんが葉蔵に抱いた気持ちも

こんな感じだったろうか


なぁあれ出してくれよ

妻は言った 貴方どれだけ自分を虐めれば気が済むの?


僕は快楽の為に薬を使うが

君の涙を初めて見て僕は間違っているのかと自問自答する


思えば全ての事が自分の身から出た錆で

ただ家族から逃げたいだけなんだな そう気付いた


思えば昔から一人だった

妻が初めて心許せる人間だった


なぁ 一緒に死なないか?


え 何?


二度言う勇気は無かった

あばよ クソッタレ

朝 首を括った男がいた

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