表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ポエム
882/900

くそったれ!

目がパッチリして鼻が高くぷりぷりの唇

整った顔立ちの王子様に天蓋付きのベッドで愛撫してもらうの


ダイニングにはバカラのグラスがひっそりと飾られていて

出かける時はいってらっしゃい王女様と言う人にスカートの裾をちらっと

つまみ軽く持ち上げ金の車輪の馬車に乗る


はああ これが現実だったらな 浮世離れし過ぎて夢だってバレバレで

そんなのが毎日続いて午前3時頃起きてメンヘラの人のブログ見てこいつ馬鹿?

と人を蔑むのが日課


学校では周りに親友と認知されている私よりカワイイ娘がおっはよーと声をかけてくる 

うっせーよ お前は顔だけなんだよ 


今日も一日授業中寝てやるんだから 禿げた国語教師への嫌がらせよ

あの親父 帰り道雨降ってたからどうしようかな? と思っていたら偶然通りがかったフリをして

送っていこうか? ゲロー 下心みえみえ 誰がお前の車に乗るんだよ


次の日親友の女の子は挨拶してくれなかった 

禿げた国語教師は満足げに授業に精を出している

まぁよくある事よ 現実なんて糞 どいつもこいつも息くせえ


屋上の給水タンクに登って太陽を見て光合成をする

素晴らしい夢を今夜も見るために


ああ お母さん毎日夕食に肉を出すのいい加減やめてよ

ああ お父さん真夜中にパソコンでエロ画像見るのいい加減やめてよ


ワイングラスをかたむけながら王子様に天蓋付きのベッドで愛撫してもらうの

笑わないで欲しいわね 貴方なんかすぐ消せるのよ 

現実では底辺だとしても 夢の中では 私 無敵

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ