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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ポエム
880/900

俺達は火炎瓶

焚き火の周りに集って

呑み歌い踊った

永遠のように 

白夜のように 

物語のように


書を焼べろ 

俺達の自由はそこからが序章なんだ

終わらねえよ 


仲間達が続々倒れて

俺もぶっ倒れて死んでも

歴史に名を残せるわけじゃないなら

せめて墓石に残そう 


嬉しい? 

そんなわけが無いだろ 

人生とは悔しさへの反抗だろ? 

死してなおも何も無い 


ならば投擲しよう火炎瓶を 

あの地獄でも飛び交って

あちこちから炎が上がっているらしいぜ?


砕けて燃える俺達は火炎瓶だ

1回かぎりなら派手にやろうぜ 

宗教も平和も別離も贖罪も要らない 

自分を惜しめ


乱舞 演武 勝負 

微かなランプの炎の元へ

集え戦士達よ 

この鍛冶場が俺達のオアシスだ


風花のように遠くまで 

終わるまで終わったままではいられない

最期には焼かれちまうなら自爆するのもまた

漢の生き様よ

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