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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
惑う時にも
87/900

キッチン

きちんとしなきゃと思いながら

キッチンにたまる食器を見つめ

男1人シンキング 詩のキング

その正体は昼間からゴロゴロし

掃除はコロコロにお任せのクズ


かぶらないように兜被って防衛

嘘吐きチャンピオン転落の人生

かつての栄光? そんな物無い

新しい事も無い 床の間と誠に

親しんでいる 死んでいる人だ


オリジナリティってなんなのか

モロパクじゃなければ溢れてる

語彙が少ない馬鹿は群れを成す

人の事言えない火と煙草の1時

眠ろうか キッチンから泣き声


題材とは混在すると定義出来る

風が吹けば桶屋が儲かるってね

猫も杓子も五里霧中の詩に夢中

重ね合わせる色とは黒には無力

その馬鹿さ下限も逆さま匙加減


消え去れば楽になれるだろうか

いつも囚われている痛みも幻影

夢心地な秘め事とはいかんせん

恥知らずの前ではときめかない

君を詰って無い 僕自身の事さ


セトリがおかしい 小鳥首括る

大好きだよ 死んでしまえ駅前

突然降り出した雪が聖夜を穢す

人生とは穢れだ 少年少女憧れ

大人は問に答えない壊れた玩具


そんな世界でも生きていたいか

死んでしまったら寂しいもんな

君を絶対1人にしないと誓うよ

キッチンから良い香りがするね

今日の夕食はなんだい?憂鬱よ

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