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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
孵化
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I'm dreaming

これは夢だと 夢であってくれと願った事がどれだけあったろう?

もう酔生夢死ではいられない 悪夢より現実で良い夢を見たい 相変わらず満たされないけど


きっとみんな理想があってそれの為に惑うんだけど僕はもう何も望まないかな?この噓吐き野郎がって 思われてないかな たまにだけど不安になる でも全部すっ飛ばした 叩き潰してきた そのおかげで色々な人と繋がりを持てるようになった事 それだけは死ぬまで…… 誰もいない部屋で誰か隣に居てくれと祈ったけど相変わらずぼっち ま、いっか あっちこっちで僕の破片が光っているだろうから


欲しがるならば与えなきゃね 消えていった黄金期 それでも息をしている 何でだろう 死ぬのが怖いのかもしれない サヨナラが怖いのかもしれない


いつか全部受け入れる事が出来る人間になる それが僕が眠りながら見る夢で 起きている時は何もしていない 夢のような時間はありふれた幸せだと思う


患者ナンバー何番だっけ? って下らないけど譲れない線はここなんだ この線を行き来し生き切る 出来るかな? 多分大丈夫なんじゃないかな 明日の事思い煩うと眠れなくなるし


人に無茶はダメだよって散々言ったから 僕の未来に繋がる縁 みんなが無茶しないでねと労わってくれるだろう それにメッチャ期待してる 1人用の病室で もしくは老人ホームで 下手すると路上かもしれないけれど


ふり返ってみればずっと夢をみていたんだ 大好きなあの娘が僕を捨てた時からずっと 大好きですと言ったあの娘を捨てた時から ずっとね いつだって I'm dreaming


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