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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
孵化
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ただそこにいるだけで良いのにね

精一杯やってるつもりだから 今更命を惜しまない

残された時間はべらぼうに長いわけでも無いし 終わるまで無茶する 僕はそう生きたい


ただ振り絞るだけ 昔はやれたんだ

比較的近々の話だよ 過去の栄光ってほどでもないけど今までやってきた事は捨てるには惜しい


遺書に書く言葉は何も無い 覚悟だけはあるつもりだけどあんまり無理は止めておこうかな 傷だらけで病む それも良いんじゃない? 明るく生きなきゃならない法律は無い 


ちっぽけな塵に祈り 心は脆い硝子細工のようにいつか砕け散るんだけど 努力が報われたのかも知れないなんて脳天気でいたかったよ


ナーバスは捨てたい やりたくない事はやらないと死ぬまで続くポリシー セコい手を使うつもりなんて無えよ


守りに入らなければ孤独が心を侵食して疑いと罪が積み重なる 希望はどっか行っていつ助けてくれるか分からん 期待はあんまりしない


愚者の頭の中 ぐしゃぐしゃで沸騰して悩む事に馬鹿を見て不平不満ばかりならば止めるのか?


人生は無情 最近気づいた 

甘えてばかりいた僕を消し去れるか?


たまに世界が灰燼に帰して僕と君だけが生き残る

そんなストーリーを夢想してしまうけどそうしても孤独感は拭えないと思う 僕は男だからね 


ひとりぼっちはやっぱり寂しくて誰かと一緒に黄泉の夜道で手を繋ぎ最低なくらい肉欲に溺れたいなんて春の風が冷たいからなんだろうね 好きの気持ちすぐに過ぎ去る 僕は飽き性だ どうやっても満たされない

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