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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
孵化
851/900

変わってないよ

ああ、人は死ぬ

足取りもプレッシャーも重い春


僕の気持ちは変わってないよ

詩を書くのが下手くそになったってだけ

若白髪 老眼 こういうオジサンマウント取りつつなおも攻勢を強めていく 死にたくないから 変えたくないから 忘れられたくないから


死は合わせ鏡 死獣奏鳴り響く中

お別れに震えて仕方ないとファイティングポーズ不器用に構えてる僕はケンカする事も多かった 分かってもらえなくて心閉ざしていく


古堂の近くに桜が美しく咲く木がある

誰と見ようか? 答えは僕1人 ぼっちなのも変わってないよ 自ら選んだ道のはずなのに楽しめず鬱っぽさに降り続く雨が拍車かけて疲れて仕方ないけどやるよ 答えなど要らないと言うか無いから


苦しい財政 快晴なのにパチンコ屋に逃げ込む

人は老いる それだけ 時間は平等だ


叶えたい夢 そんなもの元から無かったよ 自暴自棄の延長線上にはナマケモノの僕しか残らないからせいぜい呼吸したい


人と人は点と線で繋がっているのに別れも必然なんだけど春眠暁を覚えず 不眠症の僕でも疲れて居眠りするようになった 


変わってないはずだ 

ただ歳を取る事に最初から抗うつもりなんて全く無いよ 変わるのは世界なんだよ ついていけねえ

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