笑えるわけねえだろ
何がそんなに楽しいんだ?
毎日毎日人の笑い声が響く
私達幸せなんですよーって
それを自慢したいだけだろ
こんな世界滅ぼしてしまえ
毎度お馴染みのチリ紙交換
いつお前と馴染んだんだよ
もう命なんて塵のような物
誰も価値など見出してない
だから笑うのかも知れない
街はイルミネーション輝く
僕はテレポテーション習得
逃げ出す訳じゃないけれど
1人メソメソと泣いていた
それを情けないとか罵るな
最高のショーが始まる予感
焦る 恋人の1人もいない
毎年同じ事言っているけど
パーティは美男美女の物か
そしてお持ち帰りとかだろ
全く人はサヨナラばかりで
出会い生まれる物も虚しい
殺す為のナイフじゃなくて
削る為のナイフ 青春とは
きっと擦り切れる事なんだ
光の中で掴んだ勲章捨てて
もう一度 いや 何度でも
挑戦は続いて 一騎当千だ
薙ぎ倒して 貫いていく夢
君とはもう終わりにしたい
男って馬鹿だよね キザで
だが僕自身は終わらせない
灯火を消せば不安忍び寄る
夜に営まれるが声はケトル
甲高い問い掛けに応じない
あちこちから戦火の泣き声
留まる事等無い戦いに疲れ
壊れていく心 ただ見つめ
流れていく血 悄然として
結局何も感じていないのか
理由なんて1つだけで良い
全てが面倒だ 治療には薬
今日も眠れず疲れ果てた顔
鏡で見る度陰鬱な安定醜男
まぁそれでもアングル次第
君が笑うなら僕は笑わない
共有など馬鹿馬鹿しい理想
悲しそうな顔で乱れる人々
僕は世界の悲しみと対峙し
東奔西走 粉々になるまで
無情な程 人生とは残酷だ
それでも 近世とは楽しい
あの人が死んだ 良かった
もう苦しまなくて済むから
笑いのノイズがうるせえよ




