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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
惑う時にも
85/900

笑えるわけねえだろ

何がそんなに楽しいんだ?

毎日毎日人の笑い声が響く

私達幸せなんですよーって

それを自慢したいだけだろ

こんな世界滅ぼしてしまえ


毎度お馴染みのチリ紙交換

いつお前と馴染んだんだよ

もう命なんて塵のような物

誰も価値など見出してない

だから笑うのかも知れない


街はイルミネーション輝く

僕はテレポテーション習得

逃げ出す訳じゃないけれど

1人メソメソと泣いていた

それを情けないとか罵るな


最高のショーが始まる予感

焦る 恋人の1人もいない

毎年同じ事言っているけど

パーティは美男美女の物か

そしてお持ち帰りとかだろ


全く人はサヨナラばかりで

出会い生まれる物も虚しい

殺す為のナイフじゃなくて

削る為のナイフ 青春とは

きっと擦り切れる事なんだ


光の中で掴んだ勲章捨てて

もう一度 いや 何度でも

挑戦は続いて 一騎当千だ

薙ぎ倒して 貫いていく夢

君とはもう終わりにしたい


男って馬鹿だよね キザで

だが僕自身は終わらせない

灯火を消せば不安忍び寄る

夜に営まれるが声はケトル

甲高い問い掛けに応じない  


あちこちから戦火の泣き声

留まる事等無い戦いに疲れ

壊れていく心 ただ見つめ

流れていく血 悄然として

結局何も感じていないのか


理由なんて1つだけで良い

全てが面倒だ 治療には薬

今日も眠れず疲れ果てた顔

鏡で見る度陰鬱な安定醜男

まぁそれでもアングル次第


君が笑うなら僕は笑わない

共有など馬鹿馬鹿しい理想

悲しそうな顔で乱れる人々

僕は世界の悲しみと対峙し

東奔西走 粉々になるまで


無情な程 人生とは残酷だ

それでも 近世とは楽しい

あの人が死んだ 良かった

もう苦しまなくて済むから

笑いのノイズがうるせえよ

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