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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
NO DOUBT 
836/900

せめて、実りを

生きている 今はそれだけで良しとしよう

せめて、実りを せめて、祈りを


変わりゆく世界に振り回されて情緒不安定の僕だから

チケットと言う処方箋を持ってライブハウスへと行こう


過ぎるでと注意してくれた友も死んだ 僕も遺志を示そう

時間は過ぎる デジタル時計ならば 針が無いからね 

故にアナログ時計を使えば操れるから良いんだよ ほらロスタイムが長引いた

張り合いのある人生 生き甲斐のある人生 最期にはリンゴの実がなるだろう

アダムとイブの創世記に 漱石は水を漱ぐ


春風はまだ冷たい北の大地 だけど芽吹いていく花々 それらにも感情があるのならばそこに思い至った僕はただ親に感謝し 桟橋のど真ん中歩いていく論理ロンリー 坊主では無いからね 頓知も飽きた見地


数字では秋の豊穣の米粒の量までは計り知れない それに一票を投じよう


永遠では無いこの命 燃やせば負担となる せめて日記だけは捨てずに今日の所に栞をはさんでまた僕達は歩き出す 日本も無論陽は沈むが 僕は陽出ずる国だと誇りに思うんだ 実りを祈りここに立っている事もね

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