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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
エンジョイ
819/900

強くありたい

強くありたいと思うのは守る物があるから

とかくこの人生ってのは蜘蛛の巣のようだ

抜けても抜けても罠が消え去る事は無くて

お耳やお目目が喜ぶようなニュースに踊る

そんな世界なら良いのになってあくびする

脆弱な僕の失敗で呼び寄せた精神の病みは

僕以外には回収する事が叶わないのだろう

そうはいっても1人で生きるのは辛すぎて

お前なんて死んじまえって幻聴を恐れては

投薬治療によって愚昧に生き延びてる事は

もしかしたら自殺していった人に失礼かも

それでも僕は生きている限り抗い続けたい

運命を世界を展開した防壁ではねっ返して

意味も分からず立て板に水って使ってみて

辞書を引きなさいと僕を愛した恩師も死に

国語、やらなきゃなって腹に力を込めてる

長い冬も終わり希望の春が来る北の大地で

僕が僕の壁を超えられるかは僕次第なの?

ベテランも最初の1歩は震えてしまうなぁ

所詮僕も誰かの傀儡に過ぎぬ事に気づいた

糸を払い居場所を奪うくらい強くありたい

ただ死ぬ事だけ恐れる怪物になりたいんだ

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