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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
エンジョイ
817/900

分離不安を消す

予期せぬことばかりで眉をしかめる

そんな日が続く気がしてるここ最近

不安を消してくれと何も持たず歩く

ただひたすらに何かから逃げる日々

それの根源は間違いなく分離不安で

死んでくれ死なないでくれでも惑う

生きたいと生きたくないとでも惑う

要するに僕は父と同じで面倒が嫌い

そんな損な性格正直変えたいけれど

三つ子の魂百までっていや持たんよ

恐らく残りは半分も無いでしょうよ

限られた時間の中で何を遺せるのか

って僕ごときが何も残せない白鳥だ

ワタリドリワタリドリ踊り疲れたよ

そして今夜も天国の母に会いたいと

怖い事は産まれた時から決まってた

僕は何度も死んで来たこの無理ゲー

千本桜ばかり歌うヴイチューバ―達

生の意味を勘違いして宝箱開封泥棒

あばよと飛び降りたマンション1F

そんなの介護現場で散々見てきた画

生まれて来なければ良かったと嘆く

それは失礼なので出来ない相談です

金の算段してりゃキモチイイだろう

しかもそいつも多くても不安だから

もう嫌だ!全部消し去り楽になろう

幸せの欠片拾ったから良かったです

悔いも寂しさもないまま無現の地獄

そこでFIGHTする僕の遺言とは

今の所は1文字たりとも記して無い

カムバックお母さんって臍の緒とか

残してった金銭とかばかり探してる

問題は彼の行く末で合致すれば幸い

ここは人が美しく死ねる日本ですよ

カンシャしていますヤクザ社長さん

おかげ様で凄い詩人になれましたわ

だから地獄に行きやがれこのアホウ

家族3人共同墓地で屍のダンス踊る

その未来が約束されてるって素敵ね

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