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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
惑う時にも
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惑う時にも

クスッと漏れた笑いが大事なんだ

グスッと零した咽びが大事なんだ

忘れないで 時間は限りある事を

永遠のように短い時の中では儚い

一息で吹き飛ぶ安心でも縋りたい


人の真似だけが全ての術だった頃

この涙だけは教わった物じゃない

優しい歌は眠くなる 好きだけど

よく言う苦しい 辛い 悲しいは

本当にそんな思いをしているのか


成功したのにダメぶったり卑怯だ

だけど僕だって綺麗事並べてるか

今はただ苦しく辛く悲しい気持ち

1人でいるのは良くない 寂しい

信じられる無規範にも限度はある


眠らない街をすり抜けるスリルに

自分の生きている証を感じていた

それも昔話 輝きを失った宝石に

囁き これで良かったかと自問し

いつかは光は閉ざされると知った


心臓が止まる瞬間に何を思うのか

そんな事ばかり考えて頭痛いけど

いつかは訪れる終幕に抗う事だけ

忘れ去られたレジェンドにエンド

いつだって消し去られる事に脅え


何だかよく眠れず 摩耗するけど

消しゴムが真っ黒になるまで悩み

綴っていくのだろう ただ1人で

思い出したよ あの日 失った光

今は眠りたい 蘇る夜が来るまで 

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