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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
Mystery
78/900

Factory

詩の工房で火花散らす攻防

まだ まだ負けらんねえよ

想いを詰めた細やかな応援

正義でも悪でも無い絡み糸

届いて欲しい願いが解いて


人を認めたくない気持ちや

有名になりたいという欲望

我等のファクトリーで産出

だが出でよ今こそ秘めた力

あの日忘れられんと叫んだ


清算した借金が膨れ上がる

嫌気さして不貞寝してたよ

オリジナリティを追求する

だがその時点で私は石像だ

望郷の思い等ありはしない


荒ぶれろ 何かを生み出せ 

順番次第でイライラするが

大判小判 心を折り畳んで

叶わぬ欲望は見栄っ張りだ

トビッコをキャビアと偽る


母なる物もファクトリーだ

産まれた時に嫌気が差した

酷く息苦しい気がした瞬間

光は僕を焼き捨てる運命で

闇の中ならば永遠なんだが


ファクトリーとは金次第だ

伝統とかを検討してるのだ

消費者に満足されるか否か

喰らい尽くせば残骸が残る

それをカラスが啄む夜明け


余りの眩しさに鶏が喚く朝

解決法 引きこもり守る昼

テンション上がって騒ぐ夜

この詩は社運を賭けた1篇

私の脳というファクトリー


捻り出して新語を常に探す

コンパクトなコンタクトで

作り続けられるのだろうか

汚れるとしても思い煩わず 

無能と罵られてる工房でも


オスメス関係無い性欲にて

身体重ね合わせ命が生まれ

束の間の幸せ 沼は底無し

人が人と作りたい補完計画

今はそっと目を閉じて……


愛し合った記憶すら曖昧で

私達は衰え死んでいくけど

織り込まれた反物は美しい

このファクトリー縦横無尽

例えこの世界が終わっても

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