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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
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あ・い

僕が望んで拒んだ 猫に小判だから

うん分かってる 人と人の繋がりは

愛し愛されている実感が証明書だと

それでも僕は気持ち悪くて嫌だった

全ては2000年頃の携帯電話爆誕

これで世界は激しく変わる事を予見

故に顔を変えて嫉妬から逃げ出した

それによって孤独感じたりしたよね

光陰矢の如しですぐお陀仏だけども

お願いだから棺桶の蓋を閉めないで

これから骨身だから暗闇が怖いって

死んだ母は思ってたんじゃないかと

それくらい感情移入してご覧なさい

不安な夜も君に会いたい夜も超えて

朝陽に出会うまで希望を待っていた

ただ移り変わり過ぎ去るだけの時代

ちょっと恥ずかしいんだけど本当に

いつだって14106と思ってたよ

言葉ではどうにもならない事も多い

でも青春の記憶はいつも色鮮やかで

あんまり怠けてばかりいてはダメだ

限りある人生ならば何かを遺したい

それが人の心の奥底で燃えるあ・い

あんまり色恋沙汰には興味はないが

男と女の駆け引きの無常は続いてく

いつか死んだら無だから伝えたい事

後悔が無いように全部詩に書き残し

ただ眠りに救いを求めた僕を捨てて

君は君の道を信じ生きていけば良い

眠れない日々もいつか解き放たれて

僕はこの宇宙から消えるが構わない

今生きているという事実だけ信じる

ポストも電話ボックスも無い令和に

レミゼラブルだって僕も嘆くけれど

あ・いの不明瞭に惑うのも人だしね

誰も信じないなんて嘘を責めないで

確かに届いてる歌声は僕を震わせる

ただ奥歯噛み締めて恐怖を消し去る

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