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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
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好きになっちゃってゴメンね

君を好きになっちゃってゴメンね

傷つけてせせら笑ってたそんな僕

でもホントは君の幸せを願ってた

だから僕じゃない方が良いかなと

見限ったつもりで抱き締めた夜に

君は痛かっただろうに笑っていた

多分僕はね悔しかったんだと思う

思い上がりも甚だしい最低な男さ

このラブレターは半年後読んでね

今でも好きな気持ちは変わらない

けど好きな女性もコロコロ変えて

ナンパしてる場合じゃないだろと

冷や汗かいて薄氷の上で踊ってた

そんな日に頭おかしいほど吞んだ

満たされたかと自分に問いかけた

全くもって空っぽですとの回答で

途方に暮れて夜の街をさまよった

月が君みたいにとても綺麗だった

君を好きになっちゃってゴメンね

ってこの人生で何度吐いた台詞?

僕は僕でありたかったから拒んだ

今、押し寄せる苦悩の波に乗って

また凝りもせず女を泣かすのか?

そんであんた最低って笑われてさ

だけど我が人生に1片の悔い無し

そしてこの旅はまた始まり終わる

生きながら死んでるような面して

片っ端からぶった切って傷を負い

おいおい頭イカれちまってるぜ?

って笑われた過去を全部回収する

女という生き物を男は愛する宿命

どうやら死なねば治らないようだ

「自分勝手」というこの病気はね

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