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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
地方都市の平野
740/900

年老いた

諦めはしないけど諦め顔

散歩と称しての深夜徘徊

正直 困り彷徨っている

パズルのピースが足りぬ

それを欠落だと思うから


まだ回転可能といきがる

それも今はもう過ぎた?

今を生きてと嘲笑されて

悔しくないわけはねえが

噛み締めた唇チアノーゼ


もう理由など必要は無い

いい加減結果を出せよ私

死からひたすら逃げるが

影を踏まれて動けないな

鈍麻していくだけなんだ


それを踏まえてまだ叫ぶ

終わりにする勇気の無い

そんな自分でも愛せるか

愛して欲しいと言えない

便所コオロギじゃ無理さ


孤独だとしても老いる事

承認されるか時計に聞く

情報じゃ稼げない時代に

必死に勉強してますって

私の仕事の遅さ測定不能


勝たなければ意味が無い

それは危険な妄想だよ?

頑張りは私を助けるけど

それも振込日未定の年金

おっと老齢基礎のだよ?


取り残されぬ為病院待合

そんな風景見たく無いが

足掻いても逆らえぬのよ

だが私は君子に言いたい

死んでくれてありがとう

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