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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
October
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世界は終わらない

もし地球最期の日にただ一人絶望の淵に取り残された人がいたとしても言うだろ. 

世界大好きでしたとね それが人間というものだ 孤独という運命を背負う僕達だ

僕が死んでも当然のように葬儀に参列者など0人 それで良い 金の無駄だからね

世界は輪廻し常に新たな命が産まれ人生という辛く苦しい道に何度もトライする. 

その景色は僕は見られないけれども 神様はご覧になってらっしゃる 馬鹿だから

孤独な夜は無限に長いけれども一生と言うのはあまりにも短いと言う矛盾も道理だ

最期の彼女は決して泣いたりせず僕の事を信じて愛してそして儚くも消えていった

どうせ死ぬのだからと生を無力化する人も1度も悦楽貪ってないわけじゃあるまい

何故諦めるのか僕にはさっぱり分からないんだけど能天気馬鹿は嫌われるからかな

愛の形は自由自在に変わり嘘偽りなくあると断言出来ないよ 愛された事ないから

それでも君と交わしたキスで終わる世界でも生きたいと思えたから終息を恐れない

数多の星が一斉に堕ちる夜に1人空を見上げれば涙すら凌駕する真っ新な希望だよ

世界は終わらないだろう 繋がれていって喜びと悲しみは等価値だとみな気づくさ

負けないでと祈るのに若き処女である必要は無い 穢れは浄化されるし人間だもの

逃れられないアヌビスの審判でも僕達はみんな鼓動する心臓を誇り高く掲げるべき

致命傷は他人に出し抜かれる事では無く自分自身に問いかけるのを止める事と知れ

ただ真っ直ぐに行こう 個々人が信念を持って そんな終わらない夢が世界なのさ


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