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命を与えてくれてありがとう
北の大地はすっかり秋めいて来て過ごし易い
すぐに厳しい冬が到来するか 楽しみかもな
泣きはしないけれど感傷的になってゴチたり
そういう事も増えて来たかも 歳のせいかな
でも満たされたと思えば虚無ったりで忙しい
人生も半分以上が過ぎ去った まるで光速だ
でも思う事は沢山あって誰かに話したくなる
過去を思ったりして戻りたい時も当然あるよ
幸せだったから でも今だって幸せだと思う
お母さんが死んでしまった事を除けばだけど
幸せを探している人 生きていれば大丈夫だ
無論そんなに僕の発言する事に自信など無い
0だと 何も無いよな いつかは0になるが
それを悲しいと嘆くよりはこの世に生を受け
感じる事が出来る事にありがとうと言いたい
お父さん お母さん 愛し合ってくれての僕
妹だって僕が死んだ後にきっと分かるだろう
命を与えてくれてありがとうございましたと
お母さんが逝く瞬間にちゃんと言いましたよ
次は誰なんだろう?有相無相と諦めないけど




