ぼくに有終の美などない
どこをどう彷徨った40幾年の人生だったのだろう
寝ると全部忘れる それが正常なのかもしれないが
創作に手を出した以上片足は棺桶に突っ込んでいる
いまさらなにを言っても誰も信じてくれないのかも
生き様 壮絶ではあったが 死に際も無惨なんだろ
ならば引き返さず攻め続け嫌になったら首を括るさ
腹黒男の嫌味に屈しない 百合の紋章で潔白を証明
独りの工房で攻防 途方に暮れ項垂れ折れそうな心
這い上がれ 己を鼓舞せよ 追々老いてくとしても
憂秋 遺書を書きたくとも漢字が書けなくて無力感
優秀 昔はそうだったかな 1番を逃した事が無い
有収 だったら良いんだけど元々薄い給料袋だった
ずっと不幸だったとは言わないが幸せでは無かった
言っちゃえば家庭環境は不遇だったとしか言えない
それでも自分の力でただ1人ぼくだけを救ったけど
今は何も無いかな 詩は好きだから真夜中に作業中
地位も名声もお金も何も得られないけどまぁ良いや
頑張ってますって頑張りはみなそれより頑張ってる
己の敵は己とも言うがこの激戦区は四面楚歌なんだ
生き残りをかけてぶっちぎるしか道はねえんだけど
まだまだ小生ケツは青いしオシッコ漏らすビビりさ
蒼は好きだよ 木造ワンルーム日当たり悪いけどね
さぁ動き出そう 命賭けじゃなきゃ勝ち目無い時代
時も季節も積み木 天才の真似しか出来ぬ屑がぼく




