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生命倫理絶対防衛線 ~月曜日~
お父さんが選んだお母さんがいるからぼくがいる
死んだお母さんをなぞるだろう人生後半戦の品性
常に問われている この子をおいて死ねないなと
涙する親の愛 ぼくとの絆 それでも泣かないで
死ぬ理由は寿命しかない 首吊りはパチンコだけ
飛び降りようとしている人を後ろから抱き締める
1人ぽっちでも何か出来るはずだと言い切りたい
そんな強さと優しさを探し出すのが人生の醍醐味
例え自殺の神様がぼくの首を掻き切ろうとしても
ぼくは自分で自分を律する 生命倫理絶対防衛線
最高の地点に到達した事の汚点も自分で拭い去る
煙草はセブンスターではなくラッキーストライク
憂鬱な月曜日乗り越えましょうって今日海の日か
中々完璧には物事は自分の思い通りに進まない物
休めないサラリーマンの一服の清涼剤になりたい
ぼくは優雅にお昼寝して寝言みたいな詩書いてる




