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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
June
635/900

いつだって

いつだって全力疾走

いつだって死ぬ覚悟

何度も死に損ねた命

もう退路など無いよ

だから俺は見たいの


いつだって感じたい

いつだって信じてる

俺は負けるし勝つし

変わらない物は無い

その流れにただ抗う


産まれちまったから

いつか俺は死ぬから

せめて俺を供養する

誰もいない世界でも

涙が虹にならずとも


叶わない夢のしっぽ

今この手に掴めそう

誰にも真似出来ない

人生とはそういう物

敵が多いのはご承知 


父と母の骨を拾うよ

俺の骨は土に還るさ

誰も俺の事知らない

それで全然構わない

とにかく弾痕を残す


逆らう奴を黙らせる

そんな最高傑作捜索

俺は満たされないよ

いつだって空っぽで

だから書き続ける詩


埋める場所はあるか

呪いや妬み消し去る

光はいつも共にある

影は夜には見えない

全部捨てちまったよ


いつだって無難だよ

死にたくないで済む

そんなみんなの願い

捨て去れはしないよ

因果と呼ぶしかない


金貨一枚輝いている

棺に入れて燃やされ

真価は死後決まるか

堕天使でいられない

神ならば降ろせない


重い体を引き摺って

いつだって俺は想う

いつだって負けない

そんないつだっけを

俺は決して諦めない

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