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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
June
633/900

薄れ

薄れゆく記憶

頭髪じゃないだけマシか


何かを失う事で何かを得る

この言葉が結構嫌いで僕は全部欲しい


憎しみとか嫉妬とか湧くけど既得権者もいつか死ぬし


どうでも良いんじゃね 壊れなければ 僕は壊れてるけど

二転三転するミュージシャンの歌詞につき合いきれないね

退屈だから草庵で居眠りでもしよう 本を読むと眠くなる


遊び心の段階は過ぎ去った 

いよいよ訃報ばっかり入って来そうで怖い 昔の無法が誘う

僕は案内人で語り部 インフルエンサーて何?職業ですか?


過去にすがりたくても覚えて無いんだからしょうがないだろ

通りすがりは名前じゃないよ 匿名希望の馬鹿野郎は死ねよ

毒素のバーゲンセールだ とっとと見に来いミニマムラバー

ピストルで頭ぶち抜いて脳漿ぶちまけて死にたい濃厚な願望

飛び降りよりは血液が美しく光るだろうよ 皮肉は好きです


とにかく前へ 悲しみが薄れていってしまう前に 前の意味

調べ物ならばカツ丼とか書く僕はオッサン バルサンの季節

煙草のヤニで壁が真っ黄色な木造ワンルームで詩情など無え


生きているうちに確認する 時は流れていくが流されない為

そのうち全部忘れてしまえるさ 自分の名前すら 薄れる光

それに抗うのみ それしか出来ない僕は呆けているんだろう

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