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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
June
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死とは当番だ

死とは当番だ 当たる物 八卦ではなく予言でもなく

カジノのルーレットやピストルのリボルバーと同じだ

絶対墓に入る 何か当たる 宝くじでもそうだからね

回って来る いつの日にか ツケかどうかは知らない


問題外の質問も導いてあげなさい 情のある大人なら

で 早速何の為に生きるのですか?と大人の僕が問う

ああ 嫌だな 悩むの 生まれるのも死ぬのも当番制


今晩君を抱きたい めちゃくちゃにしてやりたいとか

ワシじゃ無理だ イケてる顔に生まれた人おめでとう


何をやるのも 最早諦め顔でしか出来ない そこから

720度回転させるのがコぺルニクス的転回ですか?

2周しちゃってるけどメッチャ暇だからオールライト


少し痩せた?は女にはセクハラ 男には自慰回数嫌疑

まぁやりましょう 誰もがいつかはこの世を去るけど

順番だけは分からない ただそこに死が寝転がってる

それだけの事 辛さも苦しさも神が孤独を戒めたのさ

どんな事も忘れる 悲しみを懐かしみ続けた日は過ぎ


今はただ荒涼 彼等は最初から狙ってた 僕は違った

ミスを死で取り返せば笑われるような馬鹿さだからさ

生きるしかない この愚鈍で無神経な心を抱えながら

何か新しい死の形 感じ方 風も吹かぬ 昭和生まれ

寝ずの当番 後何回? 誰もが通るから花屋は大忙し

笑わば笑え 余命の聴牌 つもる話があり過ぎる通夜

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