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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
June
619/900

ポンコツ

自分がブリキ製ポンコツ人形だと気づいていない僕は相当の阿呆

愚かだねって言われた事が無かったからさ 調子に乗り過ぎたか 

大きい神様の掌で踊る小さい神様 認証して欲しくてすり寄って

取り柄は頑固さだけで多分この部屋で火災が起きても知らん顔で

胡坐かいて焼死する 死にたがり過ぎて笑止って自分の事だぜ?


もう全ての言葉を使い尽くしたなんて諦め顔で実は何も知らない

知っているのは惨めな現実か?それにすら気づいて無いだろうが

誰かのせいにしても虚しいだけ 得る物など3桁の背番号くらい


癒されました ありがとうございましたと言い部屋を出て行く人

僕は弁は立つし話も面白いけど正直君に提供したいわけじゃない

高飛車な態度だ 油を差してくれないか?頭のネジが錆びている


自尊の信条の誕生 それは異常じゃないか?無情だぜ この世界

君も僕も中々褒め称えられない そんな時スカイブルーだったら

この胸の痛み 忘れたくない事 呼吸の苦しさ 笑えないテレビ

汗だくのユニフォームと泥まみれのサッカーシューズに敵わない


あの頃は……夢を見ていたな 何か凄い人になれる予感がしてた

でもその世界線に乗れなかった 青い春は赤い夏に殺された残骸

少年時代の穏やかな気性が仇花かと1人自嘲気味に笑っていたよ

それでも良いって本塁打王のメジャーリーガーは言ってくれる?

乗りかかった船だ 言葉で遊ぶ 心が無いブリキ製ポンコツ人形

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