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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
五月病
612/900

侍に弔いなどいらない

侍はいつも命賭けで戦ってるから

命尽きるとも弔いなどいらないよ

みんなだってそうだろ?頑張ろう

詩作の倍音度 とどまれねえんだ

このビリビリで俺の心臓は高鳴る


爆弾は用意した きっと来る明日

導火線には既に火は点いてるのさ

逃げる事など今更出来ないんだぜ

そうだろ?人生を競い合う侍ども

男を恨むな 女を恨むな 光と影


踊る君を照らし出すムーンライト 

満点の正解 計算機で弾き出すぜ

続ける事に意味があるか分からん

死んだように生きても辛みだろう

まだ眠れない まぐろの目玉から


心臓病じゃなければ愛ある交わり

交際など光彩のおつまみに過ぎぬ

さあて6月 地獄で結婚式挙げる

旗たなびかない初夜にダイス転げ

金属製の座椅子とはお別れなのさ


生産される命 いつか終わる世界

精子の巡礼地は紅の熱いマグマへ

俺は侍 死ぬ時には殺し尽くして

観世 完全なる勝利に乾杯しよう

造形の崩れた顔の事笑われたって


歳には勝てねえなぁ 言いながら

段平研いでる 龍の灰 百合の花

命など吹き飛ばされてナンボの物

血液たぎる 海面の波の間に間に

いつだってここが死に場所なんだ


侍ならば入る墓も帰る場所も無い

をれを知ってて自分で始めたろ?

後ろには道は無く前には未知のみ

豪快に号外舞い飛ぶここはEDO

高層ビルの屋上から飛び降りたい


命助かるか?どっちにしろ死ぬが

男である事 女である事 呪うな

刀はいつも己の心臓に突きつけろ

油断するな 魔道に堕ちたら罪悪

ご冥福は祈らないでくれ ウザい

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