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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
五月病
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五月、晴れた朝

真のプライオリティはプライスレスな所にある

ぼくらの人生は高級サロンでのお遊びでは無い

あの日夢見てた夢 叶えて またどん底落ちて

積み木は崩れるしバフも無いし毎日悩み叫んで

狂ったように見えてもボーダライン超えられず

声だけが残響する 朝 5時 生きている悦び

全てを内包し放棄する事の繰り返しの先にある

確かな物を創り出す為に いや それも綺麗事

ただ ただ 穢れたいなって汚泥まみれ歩いて

生き恥を晒しながら生きるなら死と同義か問い

違うなって舌打ちして苦しくなって諦めたくて

それでも1歩踏み出した先に視える何かの存在

それが己であって失い挫けて結局自分との戦い

武器なんて無かった……フィジカルを信じてた

おいてきぼりがたまに気持ち良くてエナジーで

あなたについていきたいですって女はいないが

ネオン街 光の中彷徨ってた頃に比べりゃマシ

何かを変えたいなってたまに思うが思い込みだ

人は変わらないし変えようなんておこがましい

無限の夢幻回廊の中ただ息をしていたいと願う

その気持ちに嘘なんて欠片も無いさ 人は死ぬ

最適解探すのは油断大敵 縁は切れないけれど

自由でいたいならいたいからこそ今立ち止まり

再構築する詩にタイトルなんて必要無いんだよ

人生に人生以外のタイトルが無いように飾らず

はっきり言うんだ 憎いですって 壊れる前に

そしたら実存に不安はつきものと笑顔が溢れる

五月の朝の太陽が田舎者のぼく照らし出す恥辱

希望絶望 喜び悲しみ 幸せ不幸せ 相容れぬ

全てが人生と言う名の大イベントのスパイスだ

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