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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
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イツカ

いつの日だったかな

不安に負けて心閉ざしたのは

あの頃はとにかく1人でいたくて

瞑想していた未来に迷走させられ

幸福が遠ざかっていく

それを感じていた 絶望的な敵

視えないから怖かったんだ

それは今でも同じ


カレンダーなんて無いから

何日か何曜日か分かんない

それでも困らない だけど

いつの日だったかな

何かに依存しだしたのは

涙すら忘れて悄然として

君との思い出すらまやかしで

それを青春と呼ぶには余りにも

無様だったね 減石された大名


名言に右往左往して求めて

迷言に彷徨った 遠くでサイレンの音

書き出す事からスタート

君のスカートが長過ぎたから妄想

もうよそう 過去にすがるのは

綺麗事だって清濁併せ飲むのが大人


アダルトチルドレンの誤用で

幸せの意味を履き違え勝負に拘ってた

菖蒲の湯の香り 心地良かったハルカ


イツカとハルカは同じ意味か全く逆か

そんな事 考えた事も無かった暑い日

青春とか馬鹿らしくて成人式出なかった

タバコ吸いながら延々ゲームしてた


今はただ焦りだけがある 急がなければ

結実しなければ野菜ジュースも飲めない

健康馬鹿も生きてりゃサドンデスありき

未来を予見しようと貢献してくれた君は

今何してるかな?恋だけが全てだったイツカ


可愛いあの子にラブレターでも書こうか

時代遅れになって来てても 時は止められず

狼狽して購買で毎日買ってたプリンの味

甘い蜜月のように 絡めたカラメル 咲くや

それとも? 現実は厳しい 今日も眠れなさそう


イツカ ハルカ カナタヘ

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