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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
April Fool
579/900

俺だけの背中

ずっと追いかけていた大きな背中

今は俺が背も高いし身体も大きい

だけど心は気高くまだまだ大きい

俺が止まれない理由の親父の存在  

ありがとうなんて伝わらないよな


気難しいけど笑ったらかわいくて

まだ何故母を選んだか聞いてない

いつか聞きたい はぐらかすけど

つきまとう孤独全然気にならない

そこにいてくれ 100点あげる


意味も分からず泣いてた子供の頃

諦めるな終わるぞと言われたっけ

その言葉を胸に情熱を燃やすだけ

永遠は声援だ 人の生きる理由の

老いれば誰もが衰えるのが運命か


追随を許さないのは意固地な姿勢

それでも多様性を愛したいと思う

旗をぶっ立てる 山の頂きを見て

思った まだ遠いな 頑張ろうと

続ける事 初夏に光照らすテラス


そこで優雅に居眠りするはいつ?

それこそ親父を超えるより難しい

負けた覚えが無いが負けてるのさ

だから勝ちにこだわるのは母の血

比べなければ風向きが分からない


極端な劣等感にいつかケリつける

ぎりぎりたたら踏みながら倒れず

そんな人を目指し生を損と思わず

静かに微笑んでいたいが心が痛い

今はまだ俺も親父も死ねないんだ

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