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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ミニストーリー6
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彩蓮郷

汚泥塗れの蓮に仏陀は産まれた

何故人間の穢れは浄化されぬか

1人の命で救えるものでない?

だが世界各地に神様はいるのに

戦争1つすら無くす事出来ぬか


我らが死ねば遺体は花で彩られ

天国に旅立つが美しいだろうか

生きている事は素晴らしいけど

全てに終わりはあり雨は止まぬ

大好きな君とずぶ濡れでいたい


安らぎは平等に訪れるとしても

悲しみは愛がある限りこだわり

いっそ世界など終わればいいか

それならばありがたいと言える

辛いから 辛さから逃走の構想


もうダメだを繰り返し乗り越え

歳と共に疲弊しがちの不平不満

囲碁でも覚えようか 以後破棄

とんでもない高層ビルで人殺し

喘ぎ声遮断され少女は泣き濡れ


終われない生という欲望の地獄

自ら終わらせたいと思うかい?

考え出したらキリが無いカオス

とりあえず微熱を薬で下げよう

夏も近いがクーラーなんて無い


燃え上がれ 命の輝きと強靭さ

蓮は汚い水の中で咲くのだから

きっと人生は何をしても罪深く

許される事なんてまず無いけど

誰も見た事の無い明日が見たい

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