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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ミニストーリー6
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消えたくなった ~よく晴れた春の日~

悩みや不安を他人にぶつけるな

辛いのなら死ねば良い 楽だよ


今日は随分よく晴れたな

誰にも死んで欲しくないなって

心の底から祈りの気持ち湧き出る


少しづつずれながら繋がるんだ

人と人 同じ1人の人だから可能なんだ


遅きに失したとしてもポンコツだから当たり前

驕り高ぶるな 失敗して当然なんだ


今は歌いたい歌がたくさんあるから僕は幸せだな

春の穏やかな日差しはとても優しくて母を思い出す


子供はみんな自立だ 自立だって焦るけれど

それ そんな立派な親孝行ですか? 依存でかまわない

近くにいられるから いつか空に飛び立っても心の中にいる


悲しみに悲しみの色を上塗りしない方が良い 悔しくなるよ

あの空すら悲しいと言うなら 顔色青ざめろ 病院直行だぜ


これから暑くなるな そんな事にちょっとウキウキするけど

なごり雪があまりに美しく儚く消えていくから泣いちゃうよ


守るべきものは約束 無力? そうだね

桃園の誓いも果たされなかったしな だが命などそんなもん

あっけなく沈んでいくお日様浴びながら人混みで立ち尽くし

途方に暮れていた自分が懐かしくなるほど夏が近いのだろう


LOUD&PEACE 愛と絆だけが永遠だ 傷つきながら 

歌を歌って行こう 友達も恋人もネットの向こう側に過ぎぬ

だがその1部分をしつこく攻める事で 花は春に咲くんだよ


僕は誰なんだ?あまりにも綺麗に晴れたから消えたくなった

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