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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ミニストーリー6
552/900

現実

狂っても 狂っても

自分を虐めて破壊しても

人の生き死にから逃げられない絶望


僕の事は良いですから!

みたいな自己犠牲なんてないんだよ


友達が 欲しいよ 死なないで 愛する人


嗚呼、なんと儚いのだろう……

一瞬の人生で 夢だったものは叶えたけど

まだまだ先があるの?


僕は知り過ぎた 

踏み入れてはいけない領域に興味本位で入ってしまった


命を生み出さない事で罪から解放されたとしても霧のようで

まるで前が見えない 先に進むしか無いのに怖いんだ自分が

研究する事で安らぐのなら 金をばら撒けば空飛べるのなら

僕は 絶対 やってみたいよ 未知の領域に飛び込み死のう


でも現実はそうじゃないよね? もっと喜劇的な物のはずだ


君の笑顔が眩し過ぎて 思い出を美しいって言って良いかな

それが死亡フラグだとしても暇なのよりはマシと言えるから


常に先頭集団でいることなんて誰が出来る事?僕に資格は?

大丈夫 絶対 バレない嘘のはずだ 占いの結果も示してる

圧勝は確定している バーサーカーは死など恐れないだろ?


殺さないでと願う命の尊さに言葉では対抗出来ない現実だけ

この胸に去来する夕焼けが鮮やかにチクチク痛む時を生きる

シンプルに行こう 明日からは 荷物は少ない方が安心だよ

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