罠
10年前死んだ後まだ生きてる
未練がましい自殺未遂とか甘え
変な御冗談と一緒にしないでよ
また酒の話か せいぜい生きろ
僕はリズムと母さんだけ愛する
田舎者は気楽なもの 忘れてた
だからさ死ぬ事なんてベルコン
いつか死ぬのに間際まで笑って
明日が来ない不安なんて無いか
書き尽くされて 書き尽くして
敗北の味を初めて味わった感想
全てがどうでも良い些末の事で
僕は応援旗がむしゃらに振らぬ
それでもみんな生きていき死ぬ
システムに過ぎないって思った
生憎この詩に曖昧さ回避は無い
ただ真実だけを僕を活かす事を
主眼に置いてそれから他人へと
バトンをくるくる回して置いて
普通のオッサンに戻りますとか
元々そうだろって批判間違いだ
僕にだって歴史は身体から空へ
飛ぶように忘れたあの日走馬灯
投げたお金は交番に届けられず
僕は拾った財布をあの娘に返し
良い事したななんて夕日に笑顔
そんな事もそんな日もあります
虚無はオリジナリティー欠ける
僕が書きたいのは自分の物語で
荒かったり分からないのは罠さ
ワナビも罠さ 書籍化?知らん
ただ有名になりたい人はなって
ただ承認欲求満たされれば良い
大体の人は謙虚で慎ましく生き
思い思いに風に任せ筆を走らす




