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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
トワエモワ
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セブンスター

セブンスターふかしながら人の為に泣いてくれて

マスク越しなのにあきらかに微笑んでいる貴女は

60歳なのにまるで10代の少女のように見えるのでした


ワンダフルな世界だ


年寄りは生きる事の力強さと命の大切さを

若者は輝いて実存の楽しさと大きな希望を 主張する

そんな中 宙ぶらりんの人ですらチューブラー形作る


愛煙家には辛い時代で泣けるけどね 止める気は無いです

ん? 何となくカッコ良いなで吸い出したんだよ

今はマストアイテムだけど ラストライム捻り出す集中力

月が綺麗だな 北海道の空気は澄んでいて星もいーっぱい

きっとここで生きて ここで死ぬだろう 愛着みたいな物


北斗七星を見れば貴女の吸うセブンスターの煙が涙を隠す


孤独に負けない 多分大丈夫 背中を押してくれる人の為

僕は生きるよ 思い出になんてさせやしないくらい忙しく


ビューティフルな世界だ


100%死ぬのが分かっていても出自を呪うべきではない 

それすなわち誤謬のびゅうびゅう蔓延る汚染された風だよ

外に出よう


ポイ捨てはカッコ悪いよね 気づいて携帯灰皿を買ったよ


言いたい事は自由に生きるべきだって事

茨の道だ 倚りかかる椅子だって無いぜ?

それでも笑っていてって貴女は耳タコなくらい言うもんな

分かっているよ 今 生きている事の意味くらいは確かに

笑いながら タバコふかしながら のんびりと生きようぜ

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