スマホ
スマホを抱きながら泣きじゃくる夜
隣で寝てる熊のお人形さんも悲しい
恣意的な感情ってのは裏切られ易い
何かを犠牲にして得るものがあれば
それはそれで偉大なる一歩なのかな
音的に何かがおかしいざわめきの中
気絶するほど気持ち良い事をしつつ
心臓の鼓動は止まってる 死んでる
蘇る事は多々ある 霊は信じないが
圧が消えたなと思うと踊りたくなる
これで良いのかといつも自問自答だ
考え過ぎて眠れ 悪夢がプレゼント
死を回避せよ 電話する所はあるか
逃げても逃げなくても恋は実らない
噴き出すような臭い台詞が愛おしい
君がいてくれたら 君がいてくれた
これが言葉のマジック 麻酔を拒否
絶 これが 怜 なのか? 命とは
ますます遠ざかっていく自我に喝を
叱咤激励 知ったものか 鶺鴒の声
朝目覚めたら 汗びっしょりな毎日
ただ怖いから忘れたいクエスチョン
聞けば答えてくれる優しさが辛くて
笑いたくても笑えねえ 嘲り転げて
頂点は到底辿り着けぬ その絶望に
バイバイを言わないでって泣く君が
嫌いだったから嘘つきになったんだ
帰って あ 家が無いって言ってた
全て望み通り生きていくなんて無理
ありふれたフレーズから脱却すべし
壊してしまったら治療出来ないかも
試される大地とか僕はそこに属すぜ
概念を回転させる反逆こそ採点可能
馬鹿馬鹿しいもの 人生なんて一瞬
だから変えなきゃな 猶予などねえ
スマートフォン……か 面白い機械
サブカルに留まらぬビックリ箱だね
今夜も寝れない?コーヒーのせいよ
1人でいるのが気楽だってお年寄り
幼稚園みたいな規格を卒業しような




