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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
喪失
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誰とも笑わない

悲しみを知り過ぎた

どこまで行っても果て無き道だ

傷つけ傷つけられる世界で生きる


親とは決して超えられぬ山だが

谷よりも深い愛を持っているの


だからこの世から悲しみが消えてくれたら良いと願えども

生き死にの闇と罪業は光で消し去れないあまりに強い敵だ

それでも少しでも輝きたいなら磨くしか無いんだよ

原石のままで死ぬわけにはいかない


誰とも笑えなくても大した問題じゃないしお薬も要らない

死をただ待つのは馬鹿の専売特許だしね


少年は歌ってた 夢を追い掛けていた 悪い奴も多い社会

挫折を味わうのも一杯の緑茶のように安らぎだ


止まれねえ 愛も恋も募らねえよ ただの草むらの血痕さ


同じ服を着たり 同じ髪型にしたりファッションの横恋慕

実に人生とは下らないなと諦め出したならそこがスタート

スタッカ―ト 途切れる意識でもなお音楽を聴き込みたい


迷惑防止条令知らないし常識の範囲内はタバコの煙が充満

好き勝手やれば良いが人を傷つけ生き延びる選択肢は無い

死ぬのを恐れるのは喪失だからでは無い 新世界だからだ

人を指差して笑うくらいならNK細胞不活性でも笑わない

誰とも笑わないと決めた時零した涙 君が拭ってくれたし


感謝しかないです

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